アメリカ大統領選挙パ。(ポケモンSMパーティ考察)
ユクシーを見ていたら最強のパーティを思いついてしまったので紹介する。
2016年11月8日、世界中を賑わせたイベントがある。そう、アメリカ大統領選挙である。民主党のヒラリー・クリントン氏と、共和党のドナルド・トランプ氏が主な候補者で、結果、トランプ氏が大接戦の末、大統領の座を勝ち取り、第45代大統領に就任した。この選挙では、トランプ氏が大統領になることを問題視していた左翼派の人も多く、世界中で様々な論争を巻き起こした。
今回紹介するのは、そんな世界中に活気を与えた2016年アメリカ大統領選挙の力をお借りして生まれた構築だ。称して、大統領選挙パ。さぞかし強いことだろう。
この構築はトランプ氏枠、クリントン氏枠のポケモンから成る。しかし2体ではシングルレートに潜れないので、アメリカのシンボルであるハクトウワシ枠を加えておく。
ちなみにこのパーティではアメリカ国民枠として、余った3枠に人型ポケモンを適当に3人入れているが、まともに考察、育成はしていない(ユンゲラー、カイリキー、エルレイド)。選出するのは上の3体で確定。(ユリゲラーはイスラエル人)
※QRパーティで公開しているので探して使ってみてくれ。ユンゲラーで検索するのが一番出て来やすいと思う。
追記:今更ながら、とんでもないミスに気がついてしまった。筆者が育成したトランプ氏は、なんと、♀だった。新しく育成する気は全く起きないので、筆者のパーティではトランプ氏がおなべだったという設定で成り立っているものとする。
それではメンバーを紹介していこう。
トランプ氏枠
デカグース。どこからどう見てもD・ト◯ンプである。サンムーンで新登場した序盤ノーマルだが、サンムーンの発売日は2016年11月18日と、なんとあの大統領選挙の10日後なのだ。これにはゲームフリーク側の悪意を感じざるを得ない。トランプ氏の就任を祝福している可能性もあるが、だとしたら序盤ノーマルではなく、終盤に出てくる強ポケにしてあげるべきだっただろう。
それでは考察していこう。現大統領、もちろん今回の構築のエースになる。このポケモンをエース枠として採用するには、おそらく特性てきおうりょくから繰り出される超高火力「とっておき」(威力280)しかないので、この構築では以下のような型を採用する。(クリントン氏枠のポケモンが壁を貼り、置き土産で退場する前提での考察)
デカグース(NN:D・ト◯ンプ) @ノーマルZ
性格:いじっぱり 特性:てきおうりょく
技構成:とっておき/こわいかお/-/-
努力値:H44 A252 D8 S204
※S:2段階ダウン最速メガルカリオ抜き
※H:奇数調整、D:ダウンロード対策
解説:「とっておき」を使えないと火力が足りなすぎるので、技構成は2つのみ。壁貼り、置き土産からの降臨が大前提なので、「まもる」ではなく「こわいかお」を採用。
置き土産をされたらおそらく相手は交代する、もしくは「つるぎのまい」あたりの積み技を使ってくるので、そのターンに合わせて、「こわいかお」を使用。デカグースのS種族値は45とかなりの鈍足だが、さすがに相手のSが二段階下がっていれば、大体のポケモンは抜ける。「こわいかお」込みメガルカリオ抜きまで努力値を振ったが、抜いたところでメガルカリオを一撃で倒せるかはわからない(Zとっておき→無振りメガルカリオ 乱数1発(12.5%))。まあ半減されなければ大体のポケモンは「Zとっておき」で吹っ飛ぶ。ちなみに「Zこわいかお」の追加効果はこちらのS1段階UPなので、相手の後続を考慮するならノーマルZを「こわいかお」に使うのもありかも(S1UPで準速メガギャラくらいは抜ける)。
ダメージ計算は面倒くさいからしない。QRパーティを使って「Zとっておき」の火力の高さを実感してくれ。
クリントン氏枠
ユクシー。そう言われてから見ると、気弱なH・ク◯ントンにしか見えなくなる。ちなみにユクシーの初登場は2006年9月発売のダイヤモンド・パール。この辺りでクリントン氏は議員として頭角を現し始め、2006年11月の上院議員選挙では圧倒的大差で勝利している。ま、まさかゲームフリークはクリントン氏を応援していたのか!?もし万一、そうだとしたら、トランプ氏とクリントン氏の扱いの差は酷すぎる。ゲームフリークは左翼派なのかもしれない。
前置きが長くなったが、考察していこう。と言っても、ユクシーを厳選・育成するのはめんどくさいので、まるころサポート用に作った育成済みユクシーを、そのままこの構築でも使用しようと思う。
ユクシー(NN:ヒ◯リー・C) @ひかりのねんど
性格:穏やか 特性:浮遊
技構成:ひかりのかべ/リフレクター/おきみやげ/マジックコート
努力値:H244 B12 D252
解説:壁貼って置き土産で即退場。攻撃は一切しない穏やかなヒ◯リー。挑発されると仕事ができないのでマジックコート採用。
耐久力には絶対的信頼を置いている。どんな対面でも両壁は貼れる。最強の起点作り。先発安定。
ハクトウワシ枠
ウォーグル。まさにハクトウワシ。アメリカの象徴。ククイ博士の追い風吹き飛ばしというアンチシナジーは記憶に新しい。
デカグースでは何もできないゴーストタイプのポケモンが仮想敵。今回は脇役なので考察は適当。
ウォーグル(NN:シンボル) @ピントレンズ
性格:いじっぱり 特性:まけんき
技構成:ブレイブバード/ばかぢから/きりさく/シャドークロー
努力値:H252 A252 D4
解説:ピントレンズきりさくorシャドクロで急所前提攻撃が可能(50%)。デカグースの苦手な鋼、岩に強い馬鹿力採用。
弱そう。H100あるし1発くらい耐えてほしい。相手に威嚇持ちいたらラッキー。使い方のコツとしては、急所に当たる前提のプレイングをすることである。
使い方
クリントン氏で起点作り、トランプ氏で相手パーティ半壊、ハクトウワシで後処理して勝ち。まあ所詮はネタ。勝てたら嬉しい。レート1800くらいで使って高レートの人に屈辱を与えてくれ。
追記:勝ちパターンのバトルビデオを公開したので、参考程度に。
334G-WWWW-WWW6-RDVU
- トランプ氏活躍試合(物理耐久そこそこのあいつを、半減されてもほぼ一撃で!?)
YTNG-WWWW-WWW6-RDVS
- ハクトウワシ活躍試合(急所率50%でイーブイバトンも怖くない)
※こんなクソみたいなパーティで一気にレートを溶かしたくなくて、あんま潜ってないので、あまりいい試合ではないが、それぞれのいいところは引き出せたと思う。
ちなみに筆者は1300〜1700という幅広いレート帯を行ったり来たりしている。まるころやネタパで一気にレートを1300辺りまで溶かしたら、気が向いた時に1600〜1700くらいまで上げて、また同じように溶かす、の繰り返しだ。サブROMを持っていない上に、筆者の本ROMはダウンロード版のため、レートリセットもできない厳しい現状だ。