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【南京虫 症状】アメリカで南京虫(Bedbugs)の被害受けたから症状まとめとく

 

こんにちは。

最近まで南京虫くんと同棲していたまるころです。

 

せっかくなので実際に南京虫を体験した一人として、

症状と経緯、それから対処方法なんかをまとめておきます。

 

「これってまさか南京虫!?」

なんて不安に思ってる人の参考になれば幸いです。

 

(記事中で使う画像にはモザイクがかかっているので虫が苦手な方も安心して読んでください

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1. 南京虫って何?

南京虫、別名トコジラミ

アメリカではベッドバグ(Bedbugs)と呼ばれています。

 

トコジラミと聞くとアタマジラミを思い浮かべる人が多いかと思いますが、

それとは全く関係なく、トコジラミはカメムシの仲間らしいです。

 

また、アメリカでの呼称の通り、

ベッドに潜んでいることが多く、

ベッド以外にも湿気が強く暖かく暗い隙間を好むようです。

 

見た目はこんな感じ↓

(気持ち悪いのでモザイクをかけていますが、

クリックするとモザイクが解除されます。要注意。)

 

大きさは最大で5ミリを超えるらしいので、

肉眼でも発見できます。

 

ダニやノミに比べると大きく、

カメムシの仲間ということもあってか、潰すと臭いのが特徴だそう。

 

おそらく日本にはほぼいないと思いますが、

海外旅行に行くときなんかは要注意です。

お持ち帰りしてしまう可能性があります。

 

ちなみに、

筆者はアメリカ在住ですが、

南京虫の被害が少ないところなのにもかかわらず、

今回がっつり被害を受けました。

 

南京虫がどこに潜んでいるかは誰にもわからないので、

外出するとき、特に海外に行くときは本当に注意が必要です。

 

2. 刺された時の症状

南京虫は人を刺します(噛むの方が正しいかも)。

そして刺されると腫れて痒くなります。

 

人によって少し症状は異なるかと思いますが、

ここでは私が実際に経験した症状をまとめます。

 

最初は蚊に刺されかな、と思う

最初に腕に虫刺されがあることに気づいた時は、

蚊に刺されたのだと思いました。

 

というのも、

最初は蚊に刺されと区別できないような腫れ方をします。

 

ただ、

いつもより痒いなあ

とは感じるかもしれません。

 

いつ刺されたのかわからない

私が蚊に刺されだと思ったのにはもう一つ理由があります。

外にいるときに腫れに気がついて痒くなったからです。

 

外で痒くなったんだから蚊だろうなあ

そんな考えはあまいです。

 

南京虫の虫刺されには潜伏期間があります。

初めて刺されたのならなおさら、

刺されてから腫れて痒くなるまで時間があります

 

最大で数日間も潜伏するらしく、

いつどこで刺されたのかを特定するのは極めて困難です。

 

腫れがどんどん大きくなる

最初は蚊に刺され程度の大きさなのに、

日に日に腫れが大きくなっていき、

最終的に直径4センチ程度まで大きくなりました

 

めちゃくちゃ痒い

痒くて寝れない!

っていうのは言い過ぎですが、

本当に痒いときは痒さが気になって何にも集中できなかったです。

 

ずっと痒いわけではなく、定期的に痒くなります

 

日に日に数が増えていく

最初は2〜3箇所だけで、蚊に刺されかと思いましたが、

日を追うごとに数が増えていき、

明らかに蚊ではないな、と気づきます。

 

筆者の場合は最初の数日間は左腕を集中的に刺されて、

徐々に肩、膝、もも、右腕、足の甲、背中なんかも刺され始めました。

 

最終的に1週間と数日で、

左腕に10箇所以上、

右腕に3箇所、

両手に6箇所、

両肩に10箇所以上、

背中に3箇所、

ももに1箇所、

膝に2箇所、

足の甲に3箇所、

刺されました。

 

基本的に1部分に2〜3箇所まとまって刺されることが多い印象です。

 

また、

肌が露出している箇所を刺されることが多かったです。

背中なども刺されているので絶対ではないですが、

露出部分がほとんどでした。

 

ちなみに、

ダニは肌が露出していない、肌が柔らかい場所(二の腕、お腹など)を刺すことが多いらしく、

ノミは足を重点的に刺すことが多いらしいので、

筆者のように上半身の露出部分(腕など)に急にたくさん虫刺されができたら、

南京虫の疑いが高いと思います。

 

熱湯をかけても治らない

筆者は蚊に刺されると患部に50℃程度のお湯を数十秒当てるのですが、

蚊に刺されの場合はそれで完治します。

 

が、南京虫に刺された場合はなんの効果もありません。

熱さで数時間痒みがなくなるだけで、

時間が経てば何事もなかったかのように復活します。

 

ちなみにダニノミの場合でも南京虫と同様に熱湯の意味はないです。

 

なかなか治らない

おそらく一般的な蚊に刺されであれば、

放っておいても数日、早ければ半日で治るかと思います。

 

が、南京虫に刺されると全然治りません。

筆者の場合は少なくとも10日以上は完治しませんでした。

 

2週間程度ずっと定期的に痒みが襲ってきます。

 

腫れは引いてもシコリが残る

これは絶対ではないですが、

筆者の場合は赤い腫れが引いた後も、

中心に、芯というかシコリのようなものが残りました

 

ここまでくればほとんど痒みは無くなりますが、

不意に痒くなったりもするので油断はできません。

 

このシコリがなくなってやっと完治です。

 

3. 対処方法

最後に対処方法ですが、

簡単に言うと、

業者に頼むしかないです。

 

南京虫は熱に弱いらしいですが、

布団を乾燥機の熱風にかけたところで、

南京虫が住んでいるのはベッドや家具の隙間なので無意味です。

 

南京虫の恐れがある場合は早急に業者を呼んで、

大人しく彼らを待ちましょう。

 

ちなみに、

もしあなたがアパートやマンションに住んでいる場合は、

業者に電話する前に管理人に相談する必要があります。

(あなたの部屋以外にも被害が広がる可能性があるので)

 

筆者の場合は、

アパートの管理人に部屋を見てもらって、

南京虫の被害だと分かり、

数日後に管理人が業者を呼んでくれました。

 

駆除は大掛かりで、部屋の大きさにもよるかと思いますが、丸一日かかります。

 

それだけ厄介な害虫らしいです。

 

とにかく、南京虫を家に持ち込まないように、外出するときは注意しましょう。

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