「白人は顔が整っていてみんな美人」
白人のイメージといえば、真っ白な肌に、深い堀、大きく青い目、長いまつ毛、高い鼻、くっきりとした鼻筋、それにブロンドヘアー、と日本人が憧れる要素の塊である。そもそも、頭の形が違う。日本人がいくら整形にお金をかけても白人にはなれない。そんな日本人にとっては手の届かない美人集団、それが白人だ。
と、思っているのが日本人。
留学前は筆者もこう思っていた。これからそんな美人集団の中で生活するんだ〜と思い胸を膨らませていた。
↑イメージ(留学前)
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では実際の話をしていこう。
まず、アメリカ人、というか白人は別に美人ではない。普通だ。留学直後に筆者が受けた一番のカルチャーショックは、白人がそんなに美人ではないこと、と言っても過言ではない。みんなめちゃくちゃ美人なんだろうなあ、とワクワクして行った筆者だったが、思いの外、白人は普通だった。
とは言え、少なからず美人はいる。そりゃ、美しすぎて思わず5度見くらいしてしまう美人もたまには見かける。しかし、これは日本にいても同じだ。日本でも都内を歩いていれば、めちゃくちゃ綺麗な人を見かけることくらい普通にある。
真っ白な肌に、深い堀、大きく青い目、長いまつ毛、高い鼻、くっきりとした鼻筋、それにブロンドヘアー。確かにこれらの美人要素を持っている人は多い。しかし、パーツがいくら美しくても、バランスがよくなかったら美人にはなり得ない。留学前、筆者はこのポイントを忘れていた。
こんな人や
こんな人を白人代表として見てしまっている日本人は
白人はパーツが美しい = 白人は美人
と思いがちだ。この2人はパーツの並びが完璧だが、いくらパーツの美しい白人でも、バランスがよくなかったら美人とは言い難いのだ。美人じゃない例として画像をあげるのは失礼な気がするので、パーツのバランスが完璧ではないアメリカ人の画像を見たい人は自分で 'female students' などとGoogleで画像検索してみてくれ。いくらでも一般的なアメリカ人の画像が出てくる。
パーツの美しい白人でも、バランスが良くないと美人とは言えないと言ってきたが、逆に、パーツが白人ほど美しいものでなくても、バランスさえよければ美人になり得ると筆者は思う。
http://www.topcoat.co.jp/sasaki-nozomi/
ほら、佐々木希は日本人だけど美人だ。大切なのは人種ではないんだな。
ここまで読んできて、白人の一般人に失礼では?と思った人もいるかもしれないが、失礼なのは「白人は美人だ」という固定概念を持っているあなたの方だ。あなたがエマ・ワトソンや、ミランダ・カーを白人代表として見ているのは、佐々木希を日本人代表として見られているのと同じで、誰もがそんなに美人なわけではない。そんなに美人じゃない人のことを勝手に美人だと思い込む方がよっぽど失礼だろう。
ということで、この記事を読んだあなたは今後は白人にあまり期待せず、海外に行って欲しい。おそらく期待しすぎると筆者と同じカルチャーショックを受けることになる。
最後に、言い忘れていたが、アメリカ人に美人が少ないのにはもう一つ理由があると思う...
みんな太り過ぎ!痩せろ!