海外旅行に行く時に一番心配な事は何か。
治安?食事?連絡手段?
違います。
時差ボケです。
どんなに治安が良くても、
どんなにご飯が美味しくても、
時差ボケがあったら眠くて旅行どころではありません。
そんな海外旅行の天敵である時差ボケを回避する方法を、
年に2回日本とアメリカを行き来する筆者がお教えします。
※この記事では基本的にアメリカ・カナダ・南アメリカ旅行の際の時差ボケ回避方法を紹介していきますが、他の国へ旅行する人でも応用すれば活用可能です。
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時差ボケ回避の基本
どこに旅行するにしても、
時差ボケを回避するために意識することは一つだけです。
それは、
旅行先の時間に合わせて睡眠時間を調節する
ことです。
簡単に聞こえるかもしれませんが、これが意外と難しいんです。
ここからはより細かく説明していきます。
時差ボケ予防方法(日本→アメリカ)
まずはアメリカ(カナダ・南アメリカ)旅行に行く時の予防策から。
作戦:ひたすら飛行機で寝る
正直アメリカに行くときは簡単です。
飛行機でひたすら寝てるだけで時差ボケは回避できます。
これにはちゃんと理由がありまして、
- アメリカ行きの飛行機はほとんどが夕方発
- アメリカに着くのはお昼前後
- フライトの時間は10〜12時間(乗継無し)
だからです。
仮に飛行機が日本時間17時発、アメリカ時間13時着、フライト時間11時間、時差15時間としましょう。
すると日本とアメリカの時間の関係は↓この図のようになります。
飛行機が日本を発つころ、アメリカは深夜の2時。
そして、着くのはお昼過ぎの1時。
つまり、
飛行機に乗っている間ずっと寝ていれば、
アメリカ時間で言うと、
夜更かし(2am)をして昼(1pm)まで寝ていたのと同じ生活サイクルになるんです。
あとはその勢いで旅行1日目をエンジョイして、
疲れてちょうどアメリカ時間の夜中には眠くなるはずです。
コツ1:前日はあえて睡眠不足
上で説明した例だと飛行機は日本時間17時発で、
日本を発つと同時に寝ないといけません。
17時より少し遅い時間の飛行機なら問題ないのですが、
17時発の飛行機だと寝るにはまだ早いので、
すぐには寝れない可能性があります。
それを避けるために、搭乗してすぐに寝るために、
飛行機の前日の睡眠時間は短めにして、
あえて睡眠不足の状態で飛行機に乗ります。
そうすれば少し早い時間でも搭乗してすぐに寝ることができるのでオススメです。
コツ2:機内サービス全無視
もちろん飛行機代には機内サービスの料金も含まれています。
ですが、時差ボケを回避するためにはその機内サービスは全無視するのが吉です。
上で言ったように飛行機でひたすら寝ていれば時差ボケは回避できるので、
機内サービスはその睡眠の邪魔になります。
機内サービスと言っても具体的には映画と食事ですね。
映画を楽しみに飛行機に乗る人も多いかと思いますが、
映画は日本にいても見れます。
機内食に関しては全く美味しくないので、
本当にお腹が空いた時にだけ貰うようにしましょう。
(ちなみに寝ている人には機内食は配られません)
確かに機内サービスはどの航空会社のものも充実していますが、
時差ボケのリスクを背負ってまで受けるべきサービスかと言うと、全くそんなことないです。
時差ボケになるくらいだったら機内サービスは全無視して旅行先での観光をエンジョイしましょう。
コツ3: 搭乗直前のアルコール
ここまで話してきたように飛行機で寝ることさえできれば時差ボケは回避できますが、旅行でワクワクして寝れないという人も多いかと思います。
そんな人は無理やり眠くなりましょう。
お酒の力を借りましょう。
程よくアルコールを入れて、眠くなりましょう。
20歳以上の人には必須と言ってもいいくらいお酒は効果的です。
コツ4:席は窓際一択
よくトイレに行く人は通路側の席を好むかもしれませんが、
時差ボケを避けるなら窓際一択です。
窓際の席なら隣の人がトイレに行く時に起こされることがないので、
ゆっくり気にせず寝ることができます。
コツ5:機内快適アイテム
ここまで飛行機では寝るべきだと散々言ってきましたが、
飛行機は非常に窮屈です。
あんな環境で気持ちよく眠れる人はほとんどいないでしょう。
そんな最悪な環境で少しでも快適に眠るために、
事前に専用グッズを揃えておくといいです。
ここでは主要な便利グッズを3つ紹介します。
これだけあれば飛行機内でもそこそこよく眠れます。
※ちなみに耳栓はイヤホンで代用可能です。
1: アイマスク
飛行機内は消灯時間以外は普通に明るいので、
明るいところで眠れない人はアイマスク必須です。
2: 枕
これは本当に重要です。
いわゆる飛行機用のネックピローというやつです。
もちろんなくても寝れますが、
これがあるのとないとでは睡眠の質が大きく変わってきます。
選び方も非常に重要で、
個人的には自分で膨らますタイプの物はNGです。
値段は高くても低反発のしっかりした物をオススメします。
3: フットレスト
これは聞いたことがない人も多いかと思いますが、
飛行機内で足を休めるための便利グッズです。
実際に飛行機で寝てみるとわかるのですが、
本当に足のやり場に困ります。
それを解消してくれるのがこのフットレストですね。
時差ボケ予防方法(アメリカ→日本)
次はアメリカから日本に帰る際の時差ボケ回避方法です。
旅行から帰ってすぐ次の日に仕事がある人などは時差ボケ回避必須ですよね。
作戦:前日にオール
アメリカから日本に帰る時は、飛行機でただ寝るだけでは時差ボケ回避できません。
少し難易度高めですが、
旅行のテンションで前日にオールしましょう。
なぜオールするといいのかは↓図を見るとわかりやすいです。
まず、ほとんどのアメリカ→日本の飛行機はアメリカ時間でお昼前後発です。
すると図のように日本に着く時間は午後の3時前後になります。
この時間は本当に中途半端で、
- 飛行機で寝すぎると着いた日の夜に眠れなくなる
- 飛行機で寝ないと着いてすぐに眠くなる
寝すぎても寝なくても時差ボケになってしまいます。
これを回避するために筆者は、
飛行機に搭乗してから8時間程度の睡眠をとること
をオススメします。
だいたい8時間前後の睡眠をとって、
図のように日本時間お昼前に起床できると時差ボケ回避できるのですが、
これが難しいです。
なぜなら、搭乗する時間が寝るにはいくら何でも早すぎるからです。
お昼ですよ、お昼。
普通の生活サイクルでお昼から8時間寝るなんて不可能に近いですよね。
じゃあどうするか。
前日に生活サイクルを崩壊させてしまえばいいですね。
つまり前日にオールしろということです。
旅行最終日ならテンションと勢いでオールするのも苦ではないはずです。
時差ボケを避けるために、帰国前日はオールして、飛行機でよく眠れるようにしましょう。
コツ1:遅めの準備
いくら旅行のテンションだからといって、
オールするのはそんなに簡単なことではないです。
そこで、少しでもオールしやすくするために、
あえて帰りの準備をギリギリにやるといいです。
帰りの準備はいくら眠くてもやらないといけないことなので、
無理やり体を動かせます。
体力的にはきついですが、時差ボケ回避のためと思いましょう。
コツ2:席は窓際一択
よくトイレに行く人は通路側の席を好むかもしれませんが、
時差ボケを避けるなら窓際一択です。
窓際の席なら隣の人がトイレに行く時に起こされることがないので、
ゆっくり気にせず寝ることができます。
コツ3:機内快適アイテム
前日にオールしているため機内での8時間の睡眠の質はかなり重要です。
まとめ
旅行先によって調整方法は変わってきますが、
基本的には
旅行先の時間に合わせて睡眠時間を調節する
ということを意識しましょう。
時差ボケがなくなるだけで、
旅行中も旅行後もいつも通りの快適な生活を送れます。
社会のグローバル化に合わせて、
私たちも時差に対応していきましょう!
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