まるころブログ。

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- バカでいたい -

「すみません」じゃなくて「ありがとう」って言えよなあ

どうもこんにちは、まるころです。

 

この夏休み日本に滞在して思ったことがいくつかあります。

今回は「感謝できない日本人」について。

相手に感謝すべき場面でなんで謝っちゃうのか。

「すみません」じゃなくて「ありがとう」だろ!

 

 

「ありがとう」って言えよ!な場面集

1. 道を譲ったとき

まるころは普段から道を譲るタイプの人なんだけど、日本で道を譲ると大抵謝られる。「すみません」って。

買い物の帰り道、都内の小さな交差点で子供を乗せて自転車を漕いでるお母さんが見えたから立ち止まって道を譲った。

まるころは急いでなかったし、急に止まりにくい自転車に道を譲るのは当然だよね。しかも子供を乗せてるとなると余計当たり前。当当然然。

でもなんでだろう。自転車のお母さんは謝ってきた。「すみません」って。

「いやいやいやいや、あなた何も悪いことしてないっすよ!」

ってツッコミたい気持ちは抑えて素直に「すみません」を受け止める。

「ありがとう」って言ってもらえた方が気持ちいいのになあ。

2. 落とした物を拾ったとき

前歩いてる人がりんご落とした!!

日本人なら間違いなく拾う。なんというかもう義務のように。

カフェでのんびりしてたとき、隣で勉強してた高校生が筆箱ガッシャーン落としたことがあったのよ。もちろん拾うの手伝う、日本人だから。

拾い始めたとき、彼はこう言った、

「すみません」

拾い終えたとき、彼はこう言った、

「すみませんでした」

んん〜なんだろう。いいことしたはずなのに、いいことした気がしない。

むしろ彼を謝らせてしまった。彼に反省させてしまったのか!?だとしたら悪いことをした気がする。

3. エレベーターの扉を開けておいたとき

自分がボタンの近くにいたら'開ける'ボタンを押して、他の人がエレベーターから降りるまで待つのは常識。

ある日まるころが'開ける'ボタンを押しておばちゃまが降りるのを待ってると、そのおばちゃまが降り際にこんなことを言った。

「すみませんねえ」

何に謝っとんじゃーーー

待たせてしまって申し訳ないってか?

いや、仕方なく待ってるわけじゃないんだよ。当たり前のことだと思って、おばちゃまをサポートできればいいなと思って待ってるわけよ。

4. レストランで食事が運ばれて机のスペースをあけたとき

注文したものが運ばれてきて机に置くスペースがなかったら、もちろん置いてあるものを少しずらしてスペースを空ける。

ファミレスでバイトぽい店員さんが追加で注文した食事を運んできてくれたけど、置く場所がなくて困ってたとき、まるころは「すみません」って言って机にスペースを空けた。

この「すみません」は、あらかじめ机のスペース空けとけばよかったのに忘れててごめんなさい、って意味。まあこの「すみません」は「ありがとう」にはなり得ないからおk。真の「すみません」

それでまあスペースを空けたんだけど、そしたらなんと、店員さんから衝撃の言葉が!

「あ、すみません」

決まったあああああああ、「すみません」返しだあああああああ。

こちらが放った「すみません」を即座にそのままレシーブしてきた。

お前はサーバー(食事運び)じゃないんか👋なんつって。

5. お休みもらいます、申し訳ありません、なとき

どうやら日本では有給を取るときに謝るらしい。

有給日の前日には上司にメールを送るのが一般的。そのメールの締めはだいたいこんな感じ↓

ご不便をおかけして申し訳ありません。

ご迷惑をおかけしてしまいますが...

まあわからなくもないけどさあ。もう有給とることは決まってることなんだし、

有給をくださりありがとうございます!

ぐらいに言った方が有給を取る側も有給を与える側も気持ちいいよね。

 

「すみません」は謝罪ではないのかもしれない

もうなんかここまでくると「すみません」は謝罪じゃないのかも、なんて思い始める。

上で例に挙げたような場面で「すみません」って言ってる人は「ありがとう」って言う感覚で「すみません」って言ってるのかもしれない。

 それで調べてみたら、やっぱり「すみません」には感謝の意味もあるらしい。

でもその感謝の意味がどこからきてるかと言うと、「(何もお返しができずに)すみません」=「ありがとう」ってことらしい。

いやいや謝ってるよそれ。「すみません」言うとるやん。

いくら感謝している感覚で「すみません」を言ってたとしても、それが謝罪を表す「すみません」という言葉であることに変わりはない。

 

「ありがとう」って言った方がみんな幸せ

「すみません」より「ありがとう」の方がいいのは確か。

言う方も言われる方も、もちろん「ありがとう」の方が気持ちいい。

言う側の「ありがとう」

そもそも「ありがとう」なんて言葉は誰にでも言えるようなものじゃない。

特に地位の高い人、プライドの高い人にとってはめちゃくちゃ言いにくい言葉。

「ありがとう」って言うってことは自分が一歩下がって相手のしてくれたことに感謝の気持ちを表すってこと。

プライド高い人にはハードルが高い。

でも、そんな「ありがとう」を言えるとすごい気持ちいい。

なんて言うんだろ。

相手の善意を素直に受け止められるって幸せなこと。

 

これは勝手な想像かもしれないけど、

「ありがとう」って日常的に言える人は必ず周りの人から愛されてるよね。

 

芸人のみやぞんがいい例、

ちょっとバカなところはあるけど、なぜか万人から愛されて、いろんな番組で多様される。

彼の何がすごいって、並の人とは比べものにならないくらい素直なの。

まるころが1番驚いたのは、みやぞんが車のエンジンかけるときに車に「ありがとう」って声をかけること。

なんって素直で純粋なんだ!!!

みやぞんがみんなから愛される理由はここにあるんだろうな〜

なんて思いました。

 

まあ「ありがとう」がすべてじゃないだろうけど、

感謝を言葉にするところから始めていけば、誰からも愛される幸せな生活を送れるのかもしれないね。

言われる側の「ありがとう」

そりゃもちろん、「ありがとう」って言われたら誰だって嬉しいよね。

どんなに些細なことでも直球で「ありがとう」って感謝されると気分良くなる。

言い過ぎかもしれないけど、そうやって感謝された日はなんか1日調子良かったりする。(よね?)

 

これからでも意識して生活してみよう

難しいことじゃない。

今まで「すみません」って言ってた感謝の場面で「ありがとう」って言えればいいだけよ。

それだけでもなんか日常生活が充実する気がするから、意識して生活してみてください。

 

 

 

あ、いつもブログ読んでくれてありがとう!

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