まるころブログ。

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- バカでいたい -

おれが好きなのは”勉強”じゃなくて、”勉強ができる自分”だった。

こんにちは。

私は大学に通い始めて3年目なんですけど、

最近、とあることに気がつきました。

勉強きらいです。大っきらいです。

↑これです。これに気がつきました。

 

まあ当たり前のことなのかもしれないですけど、

勉強が好きでまじめに勉強したくて大学に通ってる人も少なからずいるはずです。

この記事ではそんな人たちの核心をついていきたいと思います。

 

あなたが好きなのは本当に”勉強”ですか?

もしかして、”勉強ができる自分”じゃないですか?

 

※ここでいう勉強っていうのは、広い意味で、学問とかそういう意味です。

 

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まるころの場合

まずはわたくし、まるころの体験談から。

なんで大学に通ってるのかというと、

まあまるころは変わり者で、高校卒業してすぐアメリカの大学に進学してるんですけど、

なんでアメリカの大学行ったかっていうと、

整った環境でまじめに勉強したかったから(日本の受験勉強したくなかったってのもある)

受験勉強はきらいだったけど、理系科目は大好きだったのよ。特に数学物理、そして天文学。

天文学をひたすら勉強する大学生活に憧れてたの。

『大好きな数学物理で基礎を学んで、それを活かしてひたすら天文学の研究。最終的には天文学者になっちゃったりして。』

『大好きな天文学を仕事にできるなんて最高かよ!!』

なんて本気で思ってた。

いざ、大学に入学すると、なんか違う。

ほんと最近気づいた。

もう3年目なのに今更ね。

なんかね〜、なんか、違うの。

ぜんっぜん勉強楽しくない。

まあだからといってサボるわけでもなく、ちゃんと出席してテスト勉強もしてるんだけど、

授業つまんなすぎ!!!

『学者になりたいとか思ってた自分バカみたい』

なんて思い始めたからね。

天文学の勉強が好きなわけじゃなかったらしい。

好きなのは”あれ”だった。

じゃあ何が好きなのか?

授業はめちゃくちゃつまんない。だいきらい。

 

でも、唯一楽しいと思う瞬間があった。

それが、

テスト返し

テストが返される日がめちゃくちゃ楽しみで、

テストが返されるのがめちゃくちゃ楽しかった。

 

なんでかって??

自分の実力を数字で表してくれるからですよ!!

 

勉強はもともと得意だし、テスト前にはしっかり勉強もする。

だから必ず高得点を取れるんですよ。

高得点のテストが返されるのが嬉しくて仕方ないんですよ。

自分が認められてる気がするんですよ。

 

まあ何が言いたいかって、

”勉強ができる自分”が大好きなの!!!

だから、自分の実力を具体的に表してくれるテストが楽しみで仕方ない。

それだけだった。

2年以上、”勉強”が好きだと勘違いしながら大学に通って、やっと気づきましたよ。

結局、得意分野で自分を認めて欲しかっただけでしたね。

 

勉強が好きなのはこういう人だ!

まあ、本当に勉強が大好きな変態も中にはいると思う。

実際まるころの周りにもいる。

そういう人見てると、「あー俺はこいつらには勝てないなあ」って思っちゃう。

そういう人って、とにかく意欲的なんだよね。

授業での発言はもちろん多いし、授業外の勉強にまで手を出そうとする。

そして何より、教授と仲良くなろうとする

 

なんかとにかくパワフルなんですよね、こういう人たちって。

ただ授業に出席して器用にテストだけこなすまるころとは大違い。

テストの点数では勝てても、本質的なところで勝てる気がしない。

 

こういう本当に勉強好きなパワフルな人たちが、将来学者かなんかになって意欲的に研究していくんだと思う。

私のかつての夢(ノーベル賞を取ること)はこの人たちに託しました。

 

”勉強が好き”と”勉強ができる自分が好き”の区別は難しい

まるころは2年以上、というか生まれてからずっと、”勉強が好き”って勘違いしてた。

 

何が言いたいかって、

一度自分でそう思っちゃうと、なかなかそれが間違ってるってことに気づけないんだよね。

 

違いは何か、って今聞かれたら

授業に意欲的かどうか。

って答えられるけど、小中高でその違いに気づくのはかなり難しいと思う。

だって、小中高だと、

テストで高得点取ることが正義だからね。

勉強の好き嫌い、得意不得意を測る物差しがテストしかないのよ。

 

”勉強が好きな人”だってもちろんテストはできるし、

”勉強ができる自分が好きな人”にとってはテストで高得点取ることが生きがい。 

だから勘違いしちゃう。

 

小中高のシステムでは好き嫌い、と得意不得意の区別が難しいよね。

「テストができるから、勉強が好き。」

「テストができるから、勉強が得意。」

”好き”と”得意”なんて全く違うことなのに、同じことのように感じちゃう。

 

大学に入ってからこの区別ができるようになっても遅い。

でも、大学に入る前にこの区別をするのは難しい。

あ〜ヤダヤダ。

 

区別の仕方

じゃあ”勉強が好きな人”と”勉強ができる自分が好きな人”の区別はどうやったらできるのか。

具体的な違いはなんなのか。

 

わかりやすく図にまとめました。

”勉強が好きな人”

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”勉強ができる自分が好きな人”

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”大学エンジョイ勢”(オマケ)

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あなたも”勉強”が好きだと錯覚していませんか?

あまり深く考えずに大学に進学して、しっかり勉強して、いい成績を納めて、このまま学者にでもなろうかな、なんて思ってる人もいると思う。

そういう人にはもう一度確認してほしい。

あなたが好きなのは本当に”勉強”ですか? 

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