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【英会話】Podcastを使った英会話のレパートリーを増やす勉強法

英会話を早く習得したいならとにかくレパートリーを増やせ!!

と唱える筆者がそのレパートリーを増やすための具体的な方法を紹介する。

 

この記事で紹介する勉強方法は「レパートリーを増やす」英語学習論に基づいてます。

なんだそのダサい名前の学習論!!

とか思った人は以下の記事を読んでから戻ってきてください↓

【英会話】日本国内で英語を習得したいなら"レパートリー"を増やせ! - まるころブログ。

【英会話】留学予定、留学中の人向けの英語学習方法 - まるころブログ。

 

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Podcastを使った英語学習の概要

Podcastってのはネットラジオの一つ。使ってる人はそんなにいないかもしれないけど英語学習用のPodcastも多くてかなり便利な教材になる。英語学習者なら知らなきゃ損!

まあ英語学習用のPodcastが多いって言っても具体的な勉強方法が提示されてるわけじゃない。だいたいのPodcastは英会話の音声と台本を公開してくれてるから、それをどうやって勉強に使っていくのかをこの記事では教えていく。

あくまでもこれから伝授する勉強方法は「英会話のレパートリーを増やす」ためのものだからお忘れなく。

 

最後にオススメのPodcastも紹介するよ!

 

Podcastを使った英語学習のメリット、デメリット

メリット

何よりも大きいメリットは、自分の好きな場面を選べること

これはPodcastならではの貴重なメリット。大手のPodcastだと、様々なたくさんの場面の英会話を網羅して配信してくれてるから、自分がレパートリーを増やしたい場面の英会話を選んで聞くことができる。映画だとその映画ごとにストーリーがあるわけだから、もちろん場面も限られてくる。その場面の縛りがないのはPodcastの大きなメリット。

 

それ以外にもとにかく効率がいい

筆者の場合は45分程度で1場面分の勉強が終わる。好きな場面を選んで、その場面の勉強を集中して短時間でできるのは大きい。1回1回の勉強にかかる時間が少ないってのはモチベーション維持に必須。

デメリット

レベルが高いこと

そもそもある程度英語を勉強したことがある人じゃないと、この勉強方法を実践できない。教材が全部英語だったり、いきなり英語を聞き取って書きうつさないといけなかったり、やること一つ一つのレベルがめちゃくちゃ高い。この勉強方法に必要なスキルは、まあまあのリスニング力、単語力、文法力あたり。

英語初心者には向いてない。自信のない人はまずはこの↓勉強方法から始めることを勧める。

【英会話】瞬間英作文を使った英会話のレパートリーを増やす勉強法 - まるころブログ。

【英会話】Huluを使った英会話のレパートリーの増やす勉強法 - まるころブログ。

Podcastを使った具体的な勉強方法

基本的にはディクテーション+シャドーイング。

  • ディクテーションっていうのは、耳で聞いた英語をひたすらノートに書き出す学習方法で、
  • シャドーイングっていうのは、耳で英語を聴きながら、聴こえてる英語のすぐ後についていくようにボソボソと聴こえている英語をそのまま声に出す勉強法。

 

まずは英会話の音声と、台本が公開されてる英語学習サイトを探す。

気に入ったサイトを見つけたら、自分が勉強したい英会話の場面を選んで、その音声をダウンロードする。一つの音声が3分前後のものがおすすめ。

そしたらディクテーション開始。ノートとペンを用意して、音声を再生。頭で覚えてられる範囲で音声を一時停止して(筆者は2秒おきくらい)、聴こえた英語をそのままノートに書く。別にあってるかあってないかはどうでもいい。聴こえてきた英語をそのまま書く。巻き戻し禁止

最後まで終わったら、もう1回音声を再生。1回目によく聞き取れなかった部分を補強。

ここまでやったら台本を見て答え合わせ。自分が間違った単語、表現をマーカーなどで目立たせておく。一つ一つ辞書を使って意味を調べてその英会話の内容を完璧に理解する。

そしたら次は音読。自分がディクテーションしたノートを音読する。スラスラ言えるようになるまでなんども音読する。この時台本を音読しないよう注意。間違ったところをマーカーで目立たせてある自分のディクテーションノートを読むことに意味がある。

そしたら次はシャドーイング。音声を流して、一時停止することなく音声についていくように、聴こえてくる英語を声に出す。これもスラスラついていけるようになるまでなんどもやる。

 

ここまでやればその場面の英語は身につく。それで次から次にいろんな場面をやっていって、繰り返すことで、効率よく英会話のレパートリーが増えていく。

 

Podcastを使った英語学習のコツ

わからなかった表現をまとめろ!!!

この勉強方法を始めたばっかりの人は最初のディクテーション(リスニングしてノートに書き出す)でたくさん間違えるだろうし、慣れている人でも1回音声を聞いただけだと数カ所は間違える。そんな間違いをそのままにしておかないで、まとめておくことはかなり重要。

もちろんわからない表現ってのは普通より難しいレベルの表現がほとんど。難しいレベルの表現がなぜ難しいって言われるかというと、あんまりいろんな場面で使われないからであって、場面ごとに学習するとその場面でしか使われないような難しいレベルの表現が1つや2つ出てくる

例えば、筆者が昔にやったディクテーションは「映画の予算」がテーマの音声で、そのディクテーションの中で筆者は「blockbuster」って表現を間違えた。この表現の意味は「大ヒットした作品」で、このディクテーションのテーマみたいな特定の分野の話でしか出てこない難しい表現。他にも筆者はこのディクテーションの中で「film snob」「croud-pleasers」「shoestring」「indy movie」を間違えた。この4つの表現もこの映画の予算の話みたいな特定の分野の話でしか使われない。

これらを1つの場面(映画の予算)で使われる表現としてまとめておくと、めちゃくちゃ記憶に残る。後から見返した時にこれらの表現のまとめを見るだけでそのディクテーションの音声の内容を思い出せたりする。

毎回場面ごとに間違えた難しい表現をまとめておけば、場面ごとに英会話のレパートリーを増やす過程で、その場面ごとの難しい表現をまとめて覚えられる

場面を想像しながらやれ!!!

これもちょー重要。そもそもこの勉強方法は「場面ごとのレパートリーを増やす」ためにやってるんだから、その場面を想像して、使われてる英語と結び付けないと意味ない。この場面でこの英語が使われてるんだなって意識しながら音声を聞いて、ノートに書き出す。

意識しながら音声聞いてノートに書き出す、なんて忙しいそうに聞こえるかもしれないけど、これを意識するだけで1つ1つの勉強の質がだいぶ変わってくる。

横に余白があるノートを使え!!!

最初はディクテーションでひたすら聞こえてきたことを書き出すだけだから、後から何か書き加えたいことがあっても余分なスペースがなかったりする。そんなことが内容に最初からページの横に余白のあるノートを使うといい。

ちなみに筆者のノートはこんな感じ↓

f:id:marukoro7:20170718221232j:plain

(字が汚いのは無視な!)

画像みたいに左に赤い線が引いてあって余白を作れるようなノート(アメリカのノート)を使ってる。赤い線の右側にディクテーションをして、後からメモしたいことを余白の左側にまとめる。

この後からのメモが意外と重要だったりするから、余白があるノートを使うことも結構重要。

日本の余白ノートといえば、アピカの余白付きノート。筆者もアメリカ帰る前に10冊ポチった。

http://www.apica.co.jp/cata/imagedb/GB33B_N.jpg

http://www.apica.co.jp/

↑こんな感じに左右に余白がある。

 

オススメのPodcast

日本語の教材はそんなにいいのがないから、英語の教材を選ぶこと

英語の教材のサイトが理解できなくて困ってる人には、まだこの勉強方法は早い。他の勉強方法から始めるべき。

筆者は去年までは完全無料の「ESL Podcast」を使ってたけど、なんか急に有料になって、Podcastもほとんど消されて、システムもややこしくなっちゃったから、もう今はおすすめできない。

それで今筆者が愛用してるのはこれ↓

esl.culips.com

音声を聞くだけなら無料。ただ、台本を読むには契約しないといけない。まあでもめちゃくちゃよくできた教材が多いからお金を払う価値はある。気になる人は音声だけでも聞いてみるといい。

 

 

まとめ

ここまで、Podcastを使った英語学習のメリットデメリット、勉強方法、コツの話をしてきた。

Podcastを使った英語学習は、レベルが高くて、初心者にはオススメできないけど、今初心者の人も最終的にこの勉強方法を取り入れられるといいと思う。

とにかく効率がいい。場面ごとの覚えておくべき表現、自然な会話の流れ、口調とかが1回で勉強できるのは本当に「レパートリーを増やす」英語学習論にぴったり。

 

ちょっと自分にはまだ早い、と思った人は他の勉強方法から始めてみてね↓

 

まああくまでも今回筆者が提案した勉強方法は英語のレパートリーを増やすためのものだから、それだけじゃ英語は上達しない。”勉強”をしてから”実践”することで初めて英会話を習得できる。

英会話の実践方法は以下↓

  • 日本国内で実践したい人は、こちら
  • 海外で実践できる人は、勇気出して現地の人と話せばいいだけ。

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