国際遠距離恋愛ってのは海外に行く側と日本に残る側でだいぶ考え方が違う。
もちろん辛いのは日本に残る側。
海外に行く側はそこまで辛くないと思う。特に遠距離恋愛開始前と開始直後は。
この記事では実際に彼女を置いてアメリカに来て3年半が経った彼氏の本音を書いていこうと思う。
遠距離恋愛開始前、開始直後、そして今、では全く遠距離恋愛に対する考え方が違う。
※遠距離恋愛開始当初の年齢は筆者、彼女ともに18歳です。
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そんなあなたに読んでほしい
最初にこの記事をどんな人にどのように読んで欲しいのか書いとく。
遠距離恋愛で日本に置いていかれたあなたへ
遠距離恋愛、本当に辛いと思う。
でも、あなたのパートナー(海外に行く側)はあなたほど辛くないかもしれない。
そして、あなたのパートナーはあなたがどれだけ辛いのかに気づけていないかもしれない。
この温度差を放っておくと2人の関係に亀裂ができてしまうのは間違いない。
日本に置いていかれるあなたは、この記事を読んで、海外に行く側がどんな気持ちであなたを置いていくのか知った上で、強がらずに自分がどれだけ辛いのかをパートナーに伝えられるといい。
あなたの辛い気持ちを知ったパートナーは何を思うのか、そんなこともこの記事で書いていきます。
遠距離恋愛で海外に行く側のあなたへ
遠距離恋愛開始前、開始直後なら、海外での新生活にワクワクドキドキだと思う。
パートナーのことを考える余裕はないのかもしれないけど、
あなたのパートナーは、あなたが海外に行くことに全くワクワクドキドキしていないことに気づかないといけない。
自分だけ新生活にワクワクして、パートナーは辛いだけ。そんなことにも気づけないあなたはクズ。
だったらきっぱり別れを告げて海外に行ったほうがいい。
遠距離恋愛を続けたいと思うなら、しっかりパートナーの辛さを理解して話し合っていかないといけない。
この記事ではそんなあなたと同じ立場の筆者がこの3年半の遠距離恋愛の本音を暴露する。
新生活に夢中なあなたの目を覚まします。
海外に行く側の本音①:遠距離恋愛開始前
ぶっちゃけ、新生活にワクワクしてる
もちろん彼女と離れて会えなくなるのはめちゃくちゃ寂しい。
ただ、それ以上に新生活にワクワクしている。
「やべ〜オレアメリカ住むのかよ〜。どんな生活になるんだろ〜。うまくやっていけるかな〜。楽しみ〜」
頭の中はこんな新生活に対する期待と不安でいっぱい。
置いていかれる彼女の気持ちを考える余裕はどこにもない。
彼女のためにもなるとか思ってる
新生活にワクワクドキドキで、自分のことしか考えられないせいか、
なぜか、自分が海外に行くことが彼女のためにもなると思ってる。
根拠は何もない。ただただ、無駄にポジティブ。
海外に行って成長して帰って来た姿を早く彼女に見せたい、なんて本気で思ってる。
そしてそれで「彼女喜ぶだろうな〜」なんて勘違いをしてる。
自分と彼女のことを客観視できない、そんな状態。
自分で置いて行くくせに別れたくはない
「絶対に別れたくはない。だって別れる理由がないでしょ」
↑こんなこと思ってる。
なぜなら自分は辛くないから。彼女の辛さに気づけてないから。
遠距離恋愛なんてどうにでもなる、だから別れる意味がわからない。
海外に行く側の本音②:遠距離恋愛開始直後
まだ新鮮な新生活にワクワクドキドキ
最初の1ヶ月はまだワクワクドキドキ。
慣れない海外生活に、自分のことで精一杯。
「彼女は彼女で自分のやりたいこと好きなだけやってるんじゃないかな」
なんて思ってる。
「今までは何をするにも2人で干渉し合ってたけど、せっかく離れたんだからそれぞれの好きなこと好きなだけやっていこう!」
なんて思ってる。
確かにお互いのやりたいことを尊重するのは大切だけど、当時のこの考え方は間違ってる。2人で話し合いながらあらゆることを共有するから恋人関係でいれるのであって、お互いが好き勝手にやりたいことやってるんじゃ付き合ってる意味がない。
そんなこともまともに考えられない海外生活1ヶ月目。
彼女の本音を聞いてようやく気づき、後悔する
遠距離恋愛が始まって1〜2ヶ月経ったころ彼女から初めて『辛い』という言葉を聞く。
「今までは『辛い』って口に出さないようにしてなんとか我慢できたけど、もう我慢できない、辛いよ...」
こんな告白を受ける。
が、正直、理解できない。
自分はやっと海外生活にも慣れてきて楽しくなってきたところで、てっきり彼女も自分の大学生活をエンジョイしてると思ってた。
この告白でやっと彼女が辛いということを初めて知って、今まで漠然と「なんとかなる!」なんて思ってた自分を許せなくなる。
ここで自分が遠距離恋愛を軽んじてたことを後悔し始めるけど、彼女の辛いという気持ちは理解できない。
自分の中には無い感情。
彼女の辛さを理解しきれない
その後数ヶ月は、彼女が辛いっていうことはわかってるのに、理解しきれない、そんな状態。
自分自身では彼女の辛さを理解してると思っているのに、実際に彼女と話してて遠距離恋愛の話になると、なぜか温度差を感じる。
彼女が100つらつらだとしたら、筆者は50つらつらくらい。
どうしても理解しきれない。
海外に行く側の本音③:遠距離恋愛開始1年〜3年半後
ここまでくると心に余裕ができる
遠距離恋愛を始めて1年も経てば心に余裕ができる。
心に余裕ができるっていうのは彼女の気持ちを理解できるようになるということ。
相変わらず自分自身の感じてる辛さは彼女に比べたらちっぽけなものかもしれないけど、自分がどれだけ彼女に辛い想いをさせてるのかを理解できるようになる。
おそらく海外生活に慣れたことが大きい。
1年も経って、海外で生活してる自分が当たり前くらいに思えるようになるとやっと彼女としっかり向き合えるようになる。
彼女がどんなことを考えてるのかわかるようになる
さらに遠距離恋愛を始めて2年も経てば、電話で話すだけで彼女がどんな想いでどんなことを考えているのかわかるようになる。
自分が彼女を置いてきてしまったせいでこんなに辛い想いをさせてると自己嫌悪に陥らないで、
だったら少しでも彼女の気持ちを楽にさせられないかな、なんて考える。
もちろん辛い想いをさせてる張本人が彼女の心のケアをすることなんてできないけど、その辛さが少しでも和らぐように考えて実行する余裕ができる。
自分自身のことは二の次に考える状態。
最後に
この3年半の筆者(海外に行く側)の考え方の変化をまとめてきた。
最初は自分のことしか考える余裕がなかったけど、だんだん彼女の気持ちが理解できるようになっていって、冷静に場面に応じて彼女の想いを受け止められるまで成長する。
ちなみにこの3年半の中で自分にとって一番重要だったイベントは、
彼女が『辛い』と言ってくれたこと。
自分では彼女の気持ちにも気がつけないクズに対して、強がらずに正直にその想いを打ち明けてくれた彼女には感謝。
この告白があったおかげで今がある、なんて言っても過言じゃ無いかもしれないね。
これから遠距離恋愛が始まる人、遠距離恋愛が始まったばっかりの人、
お互いにうまくコミュニュケーションを取るのは難しいかもしれないけど、正直に思ってることを告白するのは大切なことだと思います。
少しでもこの記事が役に立てば幸いです。
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