※この記事は↓の続きです。
面接にどんな心構えで望んだら良いのか。
もちろん、面接中にどんなことを話そうかをイメージしておくことも重要です。
しかし、ただテンプレ通りに話したいことをイメージしても面接官には全く気持ちが伝わらないようです。
じゃあどうやって面接の準備をすれば良いのか。
答えは面接への心構えをしっかり整えることです。
自分がどんなスタンスで面接に挑むのか、
それをはっきりさせることが鍵になります。
「企業に選ばれるんじゃない、きみが企業を選ぶんだ」(T社社長)
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はじめに:選ばれようとするな
前回の記事と同様、ボストンキャリアフォーラムで10人以上の面接官に聞いてきたお話のまとめです。
ボストンキャリアフォーラムの概要とか、どこの面接官の話を聞いてきたかとかは前回の記事にまとめてあります。
前回の記事:【就活 面接】現役面接官10人に聞いた!面接で最重要視されることとは。 - まるころブログ。
この記事では、実際に筆者(まるころ)が10人以上の面接官に、
「どんなスタンスで面接に臨むべきですか。」
という質問を投げかけて返ってきた返答をまとめていきます。
前回同様、これもまた面白いことにほとんどの面接官から同じような回答が返ってきたんですよ。
それは、
「選ばれようとするな」
です。
一見、矛盾してるようにも思えるけど、よく話を聞いてみるとめちゃくちゃ納得。
じゃあ、もう少し掘り下げていきますね。
「選ばれようとするな」とは。
企業を褒めすぎない
- 「完璧な企業なんてないよ。」(A社人事担当)
- 「僕たちが欲しいのは、長所を理解してる人というより短所を理解してる人なんだよね。」(S社人事担当)
確かに、面接中に企業の欠点を指摘するのには中々の勇気がいる。
だったら、”完璧な◯◯社”への憧れの気持ちを伝えた方が印象が良さそう。
でも実際はそうでもないらしいです。
もちろん企業の長所を理解しておくことは重要です。
しかし、どんな大手企業でも欠点の1つや2つはあります。
「企業の痛いところをついたら印象が悪いかもしれない」
そんなことは気にしないで自分が思ってることを素直に話しましょう。
面接中は選ばれようと媚を売るのではなく、企業の痛いところをついた方が印象がいい。面接官はドM。
注意:無理やり欠点を見つけてひたすら企業をけなすことだけは避けましょう。しっかりとリサーチをして企業を深く理解していることは大前提です。自分がしっかりと理解していることを伝えながら控えめに欠点をついていきましょう。
自分が企業を選ぶ気持ち
- 「あなたが企業を面接している気持ちでいかないとダメですよ。」 (N社人事担当)
↑これは筆者が10人以上に話を聞いた中で、一番印象に残ってるセリフです。
めちゃくちゃ斬新なセリフ。
まあでもよく考えてみると当たり前のことでもあるんですよね。
企業に合った自分を作るんじゃなくて、自分に合った企業を探すということです。
星の数ほど存在する企業の中から自分に合った企業を探すのは容易なことじゃありません。
あなた自身がたくさんある企業にフィルターをかけて何社かに絞って、その中で面接をして、自分に合った企業を採用するのが理想なんです。
企業があなたを採用するのではなく、あなたが企業を採用する。それくらい強気で面接に臨む。
最後に:自分を知ることが最優先
「選ばれようとしないで、強気で自分が選ぶスタンスで面接に臨む」
というような話をしてきましたが、
自分が企業を選ぶためには絶対に必要なことがあります。
それは、
自分のことを深く理解する
ことです。
自分のこともよくわかってないようでは、企業を選ぶことなんてできるわけがありません。
自分に合った企業を選ぶためには、
- 自分がどんな人間なのか
- 自分が何をしたいのか
- 自分にはどんなスキルがあるのか
を理解しておく必要があります。
そんなこともわかってないような人は就活をする資格すらないのかもしれません。
まあでも逆に、就活をすることで自分への理解が深まる人も多いかと思います。
とにかく就活は、自分のことを理解して企業を選ぶ準備が整ってからが本番です。
そうするためにまずは、自分探しの旅に出てみたり、早めに就活の世界に飛び込んでみたりするといいかもしれません。
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